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庭と建物

一昔前の『庭と建物』の関係を少し考察してみようと思います。
例として京都の『清水寺』をイメージして下さい。

建物は基本的にモノトーンで出来ている。
色の基調は『障子の白』『木の色』だ。

『庭と建物』の関係でとても重要な場所が廻り舞台(縁側)です。
それは、建物(内部の畳の間)と庭(外部)の中間にあります。
そこは軒の出は深く、床は広い。
ここには視野を切り取る意図もある。

庭は季節によっていろいろな表情を見せてくれる。
モノトーンに囲まれた空間の中から庭を眺めることによって、庭の色の鮮やかさがより引き立ちます。
季節感も鮮明に味わうことが出来ます。
前述した視野を切り取るということから、あたかも映画を観るようにダイナミックに観ることが出来ます。

このように一昔前の『庭と建物』の関係は、色という一つの要素を通してとてもバランスが良く造られて来た様に思います。

コメント

日本の建築

KONさん。こんにちは。
トラックバック入れさせていただきました。
現在、日本の空間に対する理解は、外国人のほうが深いのかもしれません。
「自然を征服」する建築から、日本人古来の考え方である「自然と共生する建築」へと方向を向かせていきたいと思ってます。

2005/02/15 (Tue) 15:52 | かわい #cWdKAJJ. | URL | 編集
そういう方向ですね。

かわいさん、ありがとうございます。
『自然共生建築』ですね。
日本が誇る『伊勢神宮』に見習いましょう!
神社は完璧に自然と建物が融合していると感じます。
現在造っている住宅でもこの辺りを考慮して造っていけたらいいなと思います。

2005/02/15 (Tue) 22:10 | KON #- | URL | 編集

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「Light in Japanese Architecture~日本建築における光と影~」(著者:ヘンリィ・プラマー 1995年)という本を引っ張り出してきた。 著者ヘンリィ・プラマーから見た日本建築

2005/02/15 (Tue) 15:43 | m-platz