今日お蔵を観ながら、あれやこれやと考えたのでした…。

実家のお蔵の屋根瓦が風で舞いそうで、近隣に迷惑が掛かっているとのことで解体屋さんを手配して打合せをして来ました。 正確には瓦を留めている漆喰がボロボロと落ちて来てしまっています。 一度補修したのですが劣化は進む一方ですね。

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このお蔵は祖父が生まれた前後に建築したものですので築90年は経過しています。 当時はこの辺りには平屋しかなかったみたいでこのお蔵の屋根に乗ると遠くを見渡せたとのこと。

構造はしっかりしていますし、鬼瓦も立派なので骨董屋さんから売ってくれないかと何回かお話を頂いたこともあります。 祖父の叔父さんは、ここで蛍の灯を使って勉強をし、後に犬養毅首相の秘書やいろいろな役について世の中の人のためになった人物みたいで、小学校で 『郷土の偉人』 なるものを紹介した時に知りました。

自分としては、小学校低学年の時にお仕置きで閉じ込められた超怖い体験くらいしかありませんね。 そういう建物ですが、数十年は全く使用していません。 建築物が周りに迷惑が掛からない様に解体するなり早急に対策したいと思っています。

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それはさておき…最近、近所の誰々さんが亡くなったとかいう話を聞く中で、とある身体に障害のあった方が亡くなってお通夜へ行って辛かったという話が出ました。 遠い親戚なのですが、初めて会ったのが亡くなった時で、そういうのは何とも言えない辛さがあると感じました。

その話の延長で、『な~に、すぐ近くの○○であんたと同級で寝たきりの子がいるよ!』 という話を初めて聞きました。 聞くとその人は女の子でずっとひっそりと暮らしているとのこと。

この所、同級生の親世代が亡くなって行くことがある中で、今までのことや今後のことを考えたら何とも切ない気持ちになりました。 そして、普通に暮らせていることに有難さを感じると共に、健常者はもっと人のために尽くさないといけないとも思いました。

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自分の父親は心臓疾患がある身体障害者1級でした。 ただ、幸いにも仕事や日常生活はある程度こなせていました。 自分が2歳の時に心臓を止めて手術をして何とか生還し、高校生の時にも同様の手術をして生還しました。 どちらの手術も生存率が低かったと聞きますが、命の危険にさらされながらも生き延びて来ました。 その時分に父が亡くなっていたら、自分の人生がどうなっていたかと思うと不思議な気がします。

その後、脳梗塞になって倒れた年に自分が頑張って 『一級建築士』 の資格を取得し、もう大丈夫だからと励ましました。
『倒れたから勉強出来ませんでした…。』 なんてそんなイイ訳はしたくなかった。 当時は見舞いに行ったり勉強したりで大変でしたが、ヤル気があればそんなものは乗り越えられます。

父が亡くなった時は…世間から言わせると、 『お父さん、早く亡くなって辛いね~。 かわいそうだね~。』 と言われましたが、自分としては毎日たくさんの薬を飲んでいた父を見ていましたし、十分長生きしてくれたと感謝しています。 孫の顔も少しは見せることが出来ましたし…。


今日お蔵を観ながら、そんなことをあれやこれやと考えたのでした…。

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