畳の生産地について

『こんさん こんにちは。 こんさんがお家を作る時、たたみの産地など気にされてますか?
引っ越しを考えていましてまだガイガーで測ったりはしていないのですが、もし高かったら畳 変えようかと思っていまして こんさんの会社でも 畳を買えたりするのでしょうか?
お忙しい所 申し訳ありませんが教えて頂きたいですm(__)m 』

というご質問を受けました。
どのブログに書いたらイイか悩みましたが、建築関係のメインブログである ▼日々喜怒哀楽▲ にちょっと書いておきます。

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イグサの生産地

日本を始め韓国,中国,台湾等で栽培されています。わが国では以前は瀬戸内地方が
主産地でしたが、現在では主な産地は熊本県八代(やつしろ)地方に位置する球磨川や
「不知火」で有名な八代海など水の豊富な地域です。国産畳表の8~9割のシェアーをもっ
ています。その他としては石川県・岡山県・広島県・高知県・福岡県・佐賀県・大分県でも
見ることができます。

一方で近年、中国などの外国産の安価なイグサが輸入され(セーフガードまで発動され
ましたが)、全流通量に対し国産畳表は3~4割ほどのシェアがあり、また住宅の洋室化と
も相まってイグサ生産農家の減少が危ぶまれていましたが、近年になり自然素材、健康
志向の高まりによりその価値に注目が集まっています。

http://w-wallet.com/page641.html

基本的に畳表であるイグサは日本では西日本、その他は中国産だと思いますので心配しなくても宜しいかと思います。 (一般に流通しているお求め安い価格のモノは中国産だと思います。)

また、一般の畳は下記の様なスタイロ畳となっています。
本畳は内部もワラで作られていて値段も高いので、日常的にはまず使いません。
お寺とかこだわった住宅には使います。
全て本畳を使用した例 ⇒ 民芸調の畳間の家

本来の畳そのまま、より軽くスタイロ畳™は、 畳床にスタイロフォーム™を使用していることで ワラ畳と比べはるかに軽く、強度・耐久性は、従来のワラ畳床と同等です。
スタイロ畳は、 芯材に高性能・高品質のスタイロフォームを使用していますので、優れた断熱性・保温性・防湿性を発揮し、畳床からのダニ等の発生も防ぎ、快適な居住性を実現します。

http://www.dowkakoh.co.jp/product/tatami.html

畳の構造
※畳のサイズは地域によって様々です。 これは建築文化的に面白いですよ!
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畳の縁まで気にしていると際限ないので…畳表と心材であるスタイロフォームの製造過程を調べたら宜しいかと思います。 この場合、製造工場ではなく製品自体がどうかということが重要ですので食べ物とは違う所に気を付けるべきでしょう。
お客様自身で出来るのはガイガーでのチェックくらいでしょうか?
おそらく施工会社等は全く気にしていないと思われます。

【参考】 ※本畳床を使用する場合は、産地等に注意が必要かもしれません。
以前は畳床=稲わらとされてきましたが、近年では様々な材質の畳床が作られています。代表的には三種類。
・全てを稲わらで作った「本畳表」。
・稲わらを上下層に、中層にポリスチレンフォームを挟んだ「ワラサンド畳床」。
・稲わらを全く使わない「建材床」があります。
そのほかにも特殊なものもありますが、基本はこの三種類です。

(1) 本畳床(稲わら床)
本畳床は産地によって色々ありますが、JISに基づいて等級が決められており等級が上がるほどムラがなく、縫い目の細かいしっかりした畳床になります。当店では、宮城県産と兵庫県産を主に使用しており、価格も畳表との組み合わせによって様々ですが、最近ではワラ床は高級素材として使用される事が多いため全体的に価格は高めになっています。
価格帯 平均15,000円~30,000円くらい/1帖縁付表替

(2) ワラサンド畳床(ポリスチレンフォームサンドウィッチ畳床)
ワラ床と建材床の利点を合わせた畳床。ワラ床は高価だし建材床はどうもという方に比較的安価でワラ床の感触が楽しめる畳床として普及しています。ただ最近では建材床の性能も上がってきているため当店ではあまり使われないようになってきています。
価格帯 平均10,000円~20,000円くらい/1帖縁付表替

(3) 建材床(脱ワラ床)
わらを一切使わない畳床、現在の畳床の主流です。品質が安定していて低コストのためほとんど全てのハウスメーカーで使用されています。ボードの組み合わせで容易に厚みを変えられるので、薄畳にも簡単に対応できます。又様々なオプションを追加する事で色々な機能持たせることも出来ます。
価格帯 平均8,000円~20,000円くらい/1帖縁付表替

http://www.eonet.ne.jp/~ktgs/tatami/tatamiyuka.html

楽しかった想い出が… 『琉球畳』 の作業場見学

近建築設計室で設計監理する場合は…放射能に対してキッチリと安全性を確認してから納入する様に努めています。
現実的には出来ることしか出来ませんが…前もって注意してさえいればある程度は避けられると考えています。

311によって面倒な世の中になってしまいましたが、放射能汚染に対して出来るだけ努力して健康被害を少なくしたいものです。 そのための勉強は必須でしょう。
そういう時代でしょ! オール電化!』 バカヤロウ♪

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